みなさま今晩は。弘田と申します。
初めましての方もお馴染みの方も、どうぞ宜しくお願いします。
今、みとせさんと「yorlga<ヨルガ>」というアルバムをレコーディングしています。
まず、このアルバムを作ることになったきっかけからお話しますと、
今までに彼女と何曲かコラボする中、洋の東西、新旧を問わず幻想文学的な作品をお互いに好んでいる、という共通項が分かってきまして、打ち合わせの最中にもよく好きな小説や映画などの話で盛り上がったりしていました。
また丁度良い時期にレーベルからの制作オファーも頂き、これはキチンと一枚にまとめんといかんね、という話になった次第です。
そして、みとせさんの原案、構築されていく世界観に、自分が曲を合わせ、その音に触発されて歌詞が出来上がって、歌声に合わせてまたサウンドも進化させて行く。そのような流れで制作しています。
ひとことに「音楽幻想奇譚」と申しましても、何だろう?とお思いでしょうが、サウンド的には淡い、あやふやなものではなく、ひとつひとつチカラのある楽曲に仕立て上げようとしています。
「和製レトロ」というキイワードも、単に大正や昭和の歌謡で表現するのではなく、心の深いところに眠っているノスタルジックな感情を喚起するような、サウンドにしたいと思っています。
その為に、昔聴いたことのあるような懐古的サウンドにこだわるのではなく、むしろ新しいサウンドの中で、ヨルガの世界を体験して頂けるように、模索しているのであります。
これからまた制作中の様子なども、お届けしてまいりますね。
ティームさんのサイトに、制作インタビュー(前半)も掲載されていますのでご覧になって下さいませ。
http://www.team-e.co.jp/sp/archive/yorlga-interview1.html
ではでは。また。