【楽曲解説】06_桜散ル夜~ハナチルヤ~

曲をもらって再生ボタンを押した瞬間、ヴァイオリンのかけあがりを聴いて「ベ〇ばら」始まった!と思った発想が貧困なわたくしです。西洋的な音色とクラシカルな半音メロディに、相反する和の要素を満載した歌詞がのって、まさしく和洋折衷文化華ヤカなりし大正のかほりも高い1曲になりました。恋は溺れてこその華、生命かけなば興醒めと申しますが、こういった曲も半端にやったらかえって興が醒めるというものです。思い切り大正浪漫の世界に浸って頂きたいと思います。(みとせ)

大正浪漫な曲をと考えつつも、それにエレクトリックなサウンドも混ぜるとどうなるのか。と、このようなアレンジに。作り始めた時はテンポがもっと遅かったのですが、だんだん上がって倍近いスピードの曲になりました。拍子も3拍子から6/8拍子に変わってしまいました。あと同時進行で某戦隊ものの曲も書いていた影響もあって、ヒロイックな和音進行になったかもしれません。それが却って功を奏し、華ヤカで刹那的な雰囲気が出たかな、と思います。(弘田)