マスタリングが近いので、弘田さんから上がってきたミックス音源を鬼聴きしてはここはこうした方が、いやこうした方がと逡巡するみとせです。ちなみに「鬼聴き」というのは、みとせのソロアルバム「ヨルオトヒョウホン」のディレクター伊藤毅さんが使っていた言葉で、全神経を耳に集中して何度も何度も聴きまくることを指します。いいヘッドフォン、いいスピーカーからPC付属のモニタースピーカー、ポータブルのミニシステムやらi-podにデフォルトで着いてくるようなちっちゃーいイヤホンなどなど、いろんな環境いろんな音量で聴いて聴いて聴きまくる!そうやって、皆様にお届けする音を最終的に決めるために耳と脳とを酷使して音を磨き上げるのでございます。
伊藤さん、通称伊藤D、「鬼聴き」の他にも様々な語句を広めてゆかれました。ヨルオトに参加してたミュージシャンは何故かみんな伊藤D語録に伝染してて、弘田さんもその例外ではなく。というわけできっと今頃弘田さんも「鬼聴き」してはミックス調整して、ふとんに入ったけどやっぱり気になって起き上がってまたミックス…みたいなことになっていると思います(笑)。
頑張れ弘田、負けるな弘田、眠るな弘田!(笑) …いや、健康と正しい耳と判断力維持のために眠って下さい。